和田三造画伯の色彩標本は五百ださうだ

1章6節356-18

和田三造(1883-1967)は、明治・大正・昭和期に活躍した洋画家、版画家。色彩研究にも傾注し、1927年(昭和2)に日本標準色協会を創設、主宰し、『日本標準色カード』(日本標準色協会、1929年)や『色名總鑑』(春秋社、1931年)などを著した。その「標準色協会の仕事」(『日本色彩学雑誌』17巻2号、1993年に復刻、原文は1944年頃か)という文章に、今から17年前に日本標準色協会を設置し、「最も実用的と思はれる日本人的?な色彩五〇〇種を選定した」とし、「日本標準色カード500」を世に問うたのは、1929年(昭和4)のことだったと記されてある。[岩本]

色の種類に貧しい国